みなぼ〜ず
「還暦迎えてパート2」バージョン

釣れなくても幸せ!は、今も続いている。
弦馬さんとは釣りだけではもったいないと、釣り場にワインを持ち込みステーキを焼いて食べる遊びを始めた親友だ。
いわき在住の弦馬さんは兄貴の様な存在で狸にも似ている。いや本当に。(笑)

みなぼ〜ずも一時はメンバーが20人近くいた事もある。
最近は、私、弦馬さん、ねもちゃん、和田ちゃん、Mickさんの5人が時々会う程度だ。
メールを送っても返信が来ない方はお亡くなりになっているかもしれない。
「還暦迎えてパート2」バージョンは現在は5人と言う事にしておこう。



7月15日

久しぶりに山形に泊りで遠征。
14日の米沢のゲリラ豪雨は嫌な予感をもたらす。
それでも釣りは遊びの中の全ては無いので「海の日」の3連休で宿が取れないと困る。
当初は肘折温泉を予定していて銅山川などにも行く予定であったが国道458が不通で新庄まで行かないとならない。
それではと熊野川の支流をめざして行ったのだが・・・




こういう立て札は釣り人にも適応なのかな?
反則金十万円だって!何かお宝があるのだろう。
山が幸生地域の方の登記上共同の所有権なのかな?
以前来た時はこの様な立て札はなかったけど止山とも記載されている。
地元の人とトラブルを起こすのも嫌なので他の川に移動する。

とりあえず記念撮影



隣の渓流実沢川(さねざ)は以前ヤマメが入れ食いだった。
でもポイントを完全に忘れていて、あちらこちらを走り回る。

う〜む、腹も減ったので林道入り口で宴会。



弦馬さんはノン・アルコール飲料で私はこの場所で1.5リットルビールを補給。

その後気持ちは1匹の魚をとの願いも叶わず・・・
残念ながら反応はない。

それならばと次の渓流に移動。

林道の上からでもナチュラルドリフトで流せる弦馬さん。



しかし反応なし。
ちょっと降りてみてここぞと思うポイントも反応なし。



雨もぽつぽつ降ってきた。


寒河江川本流の水量もとても少ない。

前日山形・米沢市付近で、1時間におよそ110mmの激しい雨が降り、山形県に記録的短時間大雨情報が出されている。 


局地的な大雨があっても渇水している地域も多い。
関東でも荒川水系が取水制限をしている。

「釣れなくても幸せ!」

でも釣れればもっと楽しい・・・


そんなわけで地図を見ながら未知の場所へ移動する。
「熊出没」の立て札がとても目に付く。

魚は釣れないので熊の写真でもと撮れないかなぁ、、、
と思いながら橋の上から渓を眺めると「お!何かいる!」




カモシカだ。

 ウマシカが写したカモシカ(笑)
目が4つあるようにも見れるぞ。




かわいい♪


熊ならばこの距離でも危ないけどね。

この先のかなり上流まで林道があり、途中にはがっちりガードされた養蜂場があった。
当然熊は蜂蜜を狙うと思うがその形跡がないので、大丈夫かな?

濁りの入った小川の様な流れの中、弦馬さんのロッドが弓なりに!
「おお〜!きれいな岩魚だ!」



2匹目のドジョウならぬ岩魚に期待するも反応なし・・・・・


濁りもあるしかなりアルコールが回ってきて戦意喪失。
「明日朝この先をやってみましょうか?では今日は観光旅行しましょう!」

てなわけで本日は納竿して月山湖に向かう。


寒河江ダムは最上川水系寒河江川に建設されたダムである。

ダムによって出現した人造湖は霊峰・月山に因み「月山湖」と命名された。
月山湖は鮎、虹鱒、岩魚、ヤマメも釣れるらしい。

この月山湖には日本最大にして世界第4位の噴射能力を誇る月山湖大噴水がある。
この大噴水は、寒河江ダムのシンボルとして建設され高さ112メートルの噴射能力を有している。
試験噴射時には最高149メートルまで噴射されていて、世界第2位の記録を持つ。
4月から11月までの毎日、10時から17時までの間1時間に1回噴射される。
この噴水は季節によって噴水の形を変え、それぞれ「春の舞」・「夏の舞」・「秋の舞」とネーミングされている。

今回は「夏の舞」








こんな感じ。

山葡萄のアイスクリームに満足そうな弦馬さん。



さて、宿泊予約していた出羽屋さんに到着。
風呂に入り山菜料理をいただく。




料理の一部をご紹介

どの料理も手間のかかる料理で、全ての山菜名を教えてくれる。
覚えられないけどね(笑)

朝食もこんな感じ。





弦馬さんは朝から三膳!

私は毎度おなじみの二日酔いプラス腹下し・・・

昨日の渓流に行ってみる。

濁りは無いが反応も無い。



右手にカメラと左手にロッド
弦馬さん眼鏡と帽子は?

少し早いけれど帰りましょう。

磐越道で覆面パトカーを追い越しそうになるが抜かずに追尾する。
「後ろに付いていれば捕まえるシーンが見られるかもよ」
などと会話していたのだが交通量が少なくて何もなし。
前に車が一台もいないのにルーフ中央から赤色回転灯を起立させ、
一気に加速して某インターチェンジを降りて行った。

無線でも入ったのかな?ちなみに弦馬さんの車にはドライブレコーダーが設置されている。



いわきに到着すると時間も早い。
そこで弦馬さんのホームリバーのお勧めポイントで少しだけ遊ばせてもらう。

このような場所で日中の暑い時間にまさかの反応3連発!
しかし雲行きが怪しい・・・・

焦りまくりライントラブルばかり。
やがて・・・・


ゲリラ豪雨に見舞われる。

雨は30分足らずで止んだのだが、濁りが入りアウト。



何とも上手く行かない釣行であったが、また一つ想い出が出来てよかった。

ありがとう、弦馬さん!



あ、違う!これは出羽屋さんの狸の置物



こちらが本物。

何だか山形行かなくてもいわきの里川の凄さを感じたなぁ。